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日本甲状腺学会の紹介

理事長挨拶

理事長写真
日本甲状腺学会理事長
山田 正信

二期目を迎えて

  甲状腺学会理事長を拝命しすでに2年が経ちました。学会員の皆様のご支援とご協力をもちまして、甲状腺学会は順調に推移しております。前回の総会での承認を受け、理事長の職をもう一期継続させて頂くこととなりました。変わらぬご支援ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 国民の皆様で、甲状腺疾患に興味を持たれ、このホームページをご覧になっている方も多いと思います。甲状腺疾患は、非常に多くの国民の方がお持ちで、おそらく数千万人かと思います。その中には橋本病と呼ばれる「慢性甲状腺炎」や「甲状腺がん」をお持ちの方は多く、病気を理解し適切に対処することが大切です。このホームページから、病気の説明や専門医などの情報をうまく利用し、健康維持にお役立ていただければ幸いです。

 また、福島の原発での事故にともなう放射線による甲状腺への影響には多くの方から関心が寄せられており、甲状腺学会は常に中立的な立場から情報を発信して行きたいと考えております。そのためにも各地で「市民公開講座」を開き、正確な情報を国民の皆様にお届けする事が重要と考えております。

 甲状腺学会員は2,700名を超え毎年150人以上の新会員に入会いただいております。甲状腺専門医も1,000人に近づく勢いです。甲状腺専門医の先生方は、地域の甲状腺診療の中核となっていただき、「病診連携体制」や「検診からの2次診療」そして、救急病院においては「甲状腺クリーゼ」や「粘液水腫昏睡」などを、大学病院や基幹病院などではその他の疾患を合併する複雑な病態を示す甲状腺疾患や「バセドウ病の重症例」や「中枢性甲状腺機能低下症」、「甲状腺ホルモン不応症」などの疾患を、地域のかかりつけ医の先生方と協力して診察させていただいております。

また、甲状腺診療には内科や外科の他に、病理医や放射線科医、眼科医、そして医師以外の医療職の方々との連携も重要で、甲状腺学会が中心となり「チーム医療」体制に組んで参ります。

 また、日本の甲状腺診療を発展させるためには、甲状腺研究も重要で、若手の育成やわが国における研究を普及させるため、各種研究費やトラベルグラントなどを支援し、「世界をリードする日本甲状腺学会」を目指しております。

 引き続き、国民の皆さんの健康に役立つ甲状腺診療を発展させるため、臨床重要課題の充実や各種ガイドラインの発刊、新しい治療法の開発などに取り組んで参りますので、今後ともご支援ご協力のほどお願い申し上げます。

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