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日本甲状腺学会の紹介

理事長挨拶

理事長挨拶―二期目を迎えて

日本甲状腺学会理事長
赤水 尚史

赤水尚史

 2013年11月から就任させていただいていた理事長の任期を2015年11月に終えました。あっという間の二年でしたが、大役を無事全うすることができました。皆様の御協力と御支援のお蔭と誠に感謝いたします。その間に、学会員数は2,500名を超え、当初の目標を達成することができました。また、もう一つの目標であった「医師以外の医療従事者の参加」や「患者会の発足」につきましても、2015年11月に福島市で開催された本学会学術集会でシンポジウム「甲状腺癌患者を支える」や「メディカルサポート」として実現しました。それ以外に、「甲状腺癌診療連携プログラム」への参画、新たな研究奨励賞「生活習慣病と甲状腺」の設立、バーチャル臨床甲状腺カレッジや学会雑誌のリニューアルなどを行ってきました。臨床重要課題については、本学会が中心となって取り組んできた「甲状腺ホルモン不応症」が「指定難病」として2015年1月に認可されました。さらに、「福島県民健康管理調査における甲状腺検査」や「日本人のヨウ素栄養状態の全国実態調査と甲状腺疾患との関係」が新たな臨床重要課題として開始され、着実に成果を挙げています。このように、多少とも本学会のより一層の充実と発展に貢献できたのは、理事・監事をはじめとする学会員の皆様の御協力や御支援の賜物と深く感謝します。この任期で理事・監事を退任されました伊藤光泰理事、岩崎泰正理事、原田正平理事、鈴木眞一監事におかれましては、これまでの御苦労と学会への御貢献に深く感謝しますとともに今後とも本学会を見守っていただきますように宜しくお願い申し上げます。

 さて、2015年11月の役員改選後の新理事会で再度理事長に推挙いただき、二期目を担当することになりました。理事および理事長の任期はそれぞれ連続8年と4年までですが、私は丁度その任期に重なります。従いまして、これからの2年は学会への最後のご奉公のつもりで誠心誠意微力ながら活動する所存ですので、皆様の変わりませぬ御協力と御支援の程、宜しくお願い申し上げます。具体的には、以下のような点について重点的に取り組みたいと思います。まず、学会員数が2,500名を超えた今、次なる目標は「質」の向上と考えています。以前から課題になっています「基礎研究」、「「国際的活動」、甲状腺腫瘍の研究と臨床」の向上が必要ですし、「臨床重要課題」の更なる充実を目指したいと思います。また、甲状腺専門医・認定施設に関しては地域偏在の是正と一般医家の啓蒙・連携の推進が重要と考えます。専門医制度に関しては、現在進行中の新専門医制度の進展をにらみながら対応していきます。すでに、日本専門医機構には入会申し込みをしました。より充実した専門医制度にすべく伊藤光泰専門医制度委員長には大変なご尽力をいただいていますが、その一つに「甲状腺専門医制度のガイドブック」の作成が現在行われています。甲状腺診療の向上を目指して専門医制度の充実を図る所存です。最後に、新理事・監事のご紹介をします。再任・継続の理事・監事として、荒田尚子理事、岩谷良則理事、鯉淵典之理事、廣松雄治理事、杉谷巌理事、山田正信理事、吉村弘理事、菱沼昭監事、私の8名です。新たに今井常夫理事(教育・外科担当)、志村浩己理事(学術・展開医学担当)、長谷川奉延理事(学術・小児担当)、山下俊一監事の4名の方が就任されました。学会ニュースレター2016年1月号には各理事・監事の方のメッセージが述べられていますので是非ともご一読いただきたいと思います。

 今後とも学会員、評議員の皆様の御指導、御支援、御鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。皆で本学会を盛り上げて行きましょう。最後に、皆様の益々のご活躍とご健勝をお祈り申しあげます。

2016年2月

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